30日(土)、「文殊の火祭り」が行われました。この行事は、地区の歴史に深く関わり、地域とともに取り組んできた30年以上も続く本校の伝統行事です。午前中は、平乗寺において、ご住職様から「文殊の火」をいただき、その後、泰澄大師が文殊山を開山するためにたどり着いた文殊井笥に祭られている文殊菩薩に、その火を奉納しました。
第1部は、各学年の発表です。2年生の皆さんは、紙芝居による「文殊音頭の歴史」についての発表、3年生の皆さんは劇による「文殊の火祭りの歴史」ついての発表、そして、4・5年生の皆さんは、文殊小学校オリジナル「文殊伝説」の合奏を披露しました。どの学年の発表もとても素晴らしく、これまでの練習の成果を発揮することができました。
第2部「採火の儀式」では、太田清音会の皆さんによる雅楽の音とともに、奉納された「文殊の火」が運ばれ、本校の校訓「あかるく つよく きまりよく」の校訓の火に灯されました。
続いて、奉納太鼓が披露されました。夏休みから毎週土曜日に練習してきました。迫力ある演奏が体育館中に響き渡りました。
最後は、6年生による「夢の発表」と全校で踊る「文殊音頭」です。校庭で行われる予定でしたが、いつ雨が降るか分からない状況でしたので、急遽、体育館で実施しました。6年生の皆さんは、自分の将来の夢について、みんなの前で堂々と発表することができました。どの夢もとても立派で、是非、実現してほしいと思います。また、文殊音頭も、火祭りの行事の最後にふさわしく、全校で楽しく踊ることができました。
最後になりましたが、文殊の火祭りの行事のためにご協力いただきました保護者の皆様や地域の方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。